みなさん、こんにちは、まはらです。
みなさん人口の多い都道府県といったらどこだと思いますか? もちろん東京、神奈川、大阪はぱっと思い浮かびますよね。それでは人口の少ない都道府県はどこでしょうか?
それは鳥取、島根、高知です。(下表 2021年時点)
といっても、実際の暮らしでは大きすぎてピンときませんよね。東京であっても奥多摩町や、日の出村、小笠原諸島の小笠原村など、5つの町と8つの村があるのです。
一方で、人口の少ない都市でも、鳥取市は人口約20万人の大きな都市です。実感がわくレベルでもう少し、小さな単位の市区町村別でみることにしましょう。
順 | 都道府県 | 人 口(人) |
1 | 東京都 | 14,064,696 |
2 | 神奈川県 | 9,240,411 |
3 | 大阪府 | 8,842,523 |
45 | 高知県 | 692,065 |
46 | 島根県 | 671,602 |
47 | 鳥取県 | 553,847 |
市区町村レベルでみる人口密度
もっとも人口密度の低い市区町村は 桧枝岐村(福島県)
もっとも人口密度の低い市区町村は、福島県の桧枝岐村です。どのような地域なんでしょうか。見てみましょう。
桧枝岐村の特徴
檜枝岐村は、福島県会津地方南西部に位置し、群馬県、新潟県、栃木県の3県と接し南会津郡に属する村。 日本有数の豪雪地帯で、特別豪雪地帯に指定されています。平家の落人伝説が残る。この地域は約1万年前に形成された盆地状の湿原である、「尾瀬」の自然が広がっています。2007年には尾瀬国立公園に指定されました。
桧枝岐村の主な特徴は次の通りです。尾瀬の自然に囲まれ、独自の文化が根付いているとは、独特の村ろいう印象ですね。なんと全戸に温泉がひかれていることにもびっくりですよね。
ゆったり過ごしてみたいですね♪
・2000m級の山々に囲まれた山村 役場所在地は標高939m
・平均気温は7.7℃
・特別豪雪地帯
・県内で唯一米ができない高冷地
・村の98%は森林
・尾瀬の玄関口
・平家の落人が移り住んだとされ、歌舞伎などの独自の芸能文化が残る
・温泉郷 なんと温泉が全戸に給湯される温泉地
もっとも人口密度の高い市区町村は 豊島区(東京都)
一方、最も人口密度の高い市区町村は、東京都の「豊島区」です。
なんと1平方キロメートルに22000人以上の人が住んでいます。なぜ、これほどまでに人口密度が高いのでしょうか。
交通の便が良い
豊島区には、世界一の乗降客数の新宿駅に次いで多い「池袋駅」があります。そのほかにもR山手線、埼京線、湘南新宿ラインをはじめ、東京メトロ丸ノ内線、有楽町線、副都心線、そして西武池袋線や東武東上線と、各方面へつながる合計8路線が通っています。また、埼玉方面からの乗り入れのしやすさも人口を高める要素のひとつでしょう。
若者の転入が多い
15歳~29歳までの転入数が 10,337人に対して7,222人の転出で+17,559人も増加しています。
交通のアクセスのしやすさの他にも、「サンシャインシティ」、「ナンジャタウン」、「パルコ」といった商業施設も充実している点も大きな要素です。
他にも、おばあちゃんの原宿「巣鴨」も人気のひとつです。
外国人も多い
2015年データですが、全国市区町村の中でも上位10位で2万人以上の外国人が暮らしています。
交通のアクセスのしやすさや商業施設の充実にともない、外国人の人口も多くなっています。
豊島区には中国、ベトナム、ネパールなどの方々が多く住んでいます。住みやすい環境の要因は、日本語学校が多いこと、豊島区では各国の通訳ボランティアがいることがあげられます。
まとめ
・人口密度の最も低い市区町村は、福島県の桧枝岐村
・桧枝岐村は、平家の落人伝説があり歌舞伎などの独自文化が根付いている
・各家庭には温泉がひかれている
・尾瀬の玄関口
・人口密度の最も高い市区町村は、東京都の豊島区
・若者や外国人が多く住んでいる
・交通のアクセスがよい
・魅力的な商業施設が多い
極端なふたつの市区町村を見てきましたが、それぞれに違った魅力があって、それぞれでゆっくり遊びに行きたいものですね♪
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