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身近な統計

七夕の天気 晴れる事は少ない!?

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みなさん、こんにちは。まはらです。

七夕といえば7月7日、年に一度、笹に色とりどりの飾りを施し、短冊に願いを込める行事ですね。
また、七夕伝説では織姫と彦星が年に一度だけ逢瀬を許されたとっても切なく、ロマンチックな日です。そんな大事な日ですから何とか、満点の星空にしてあげたいですよね。しかし、七夕の日って実は晴れている日がとっても少ないって知ってました?

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晴れた日は、59年でたった18回

天気データ出典:goo天気から

上のグラフは、1962年~2021年までの59年間の東京の7月7日の天気を表しています。(単位は回数)晴れた日は18回とおおよそ3年に1回程度しか晴れていませんね。

直近の10年間に至っては、3回しか晴れていません。

10年間に3回しか会えないなんて、織姫と彦星がどんなに強い気持ちを持っていても心は離れていってしまいますよね。わたしはかえって、その位の距離感がちょうどよかったりしますが。。それはさておき。

!!! それじゃ、晴れている場所で会えばいいんじゃない? 織姫、彦星とも別に東京で会う必要ないのだし、世界は広い。晴れているところはどこかあるはずだ。とりあえず日本国内で探してみようか。ということで待ち合わせ場所を変えようよ。

・・・なるほど、ということで他の地域も見てみます。

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那覇にする? 札幌にする?

データ元 goo 天気

上のグラフは、主要都市の59年間のお天気データです。このデータをみると札幌や那覇では、東京、大阪、福岡に比べて晴れる日が多そうですね。

 札幌東京大阪福岡那覇
59年間で晴れた回数2318161827
晴れる確率39.0%30.5%27.1%30.5%45.8%
東京基準の晴れる比1.31.00.91.01.5

また上の表をみると、晴れる確率は那覇で東京の1.5倍、札幌で1.3倍となってます。もし今年、会えなかったとしたら来年は那覇か札幌で待ち合わせをしてみてはいかがですか?

ね、織姫さん、彦星さん。
それでも、雨模様であれば海外でもいいですね。どこかしら晴れているはずですよ。

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織姫と彦星は夫婦、裏には毒親の存在!?

ここからは、天気の話は少しおいておいて、七夕伝説についてご紹介します。

織姫と彦星は、実は夫婦ということをご存じでしたか?

天の神様の娘であった織姫は、その名の通り美しいはたを織ることが上手なお姫様で、つつましく暮らしていました。神様の娘でも勤勉な良い娘さんですね。しかし織姫はおしゃれには全く興味がなく、化粧もせず、身なりも気にせず仕事に夢中になっていました。そんな織姫を不憫に思った神様は、婿を探すことにしました。(逆にそんな仕事に夢中になっている娘さん、とてもいいですよね。これも時代ですかね。でもこれも親心ですね。分かる気がします)
そんな神様は一人の青年をみつけました。彦星です。彦星は牛の世話を一生懸命行う、実に誠実な青年でした。 二人は、神様の勧めもあり結婚したのです。(お見合いですね)

そんな夫婦ですが、結婚してから毎日が楽しすぎて、本来は働き者の二人でしたがいつの日にか全く働かなくなってしまいました。(すごい相性がよかったんですね~、私も遠い遠い昔の新婚時代を思い出すと、楽しかったですね。仕事をしたくなくなる気持ちもわかります。)
それをみた神様は不服に思い、何度かきちんと働くようにと忠告するのですが、一向に言うことをききません。そしてついに怒りが頂点に達した神様は、二人を天の川を隔てて会えなくしてしまったのです。 (なんとも親のエゴを感じます。もう少しやり方があったでしょうが、親が強制的に別居させてしまったのです。 )
そうして何百年もの間、終わりのない単身赴任生活が始まったのです。しかし、離れ離れにしたことで二人は、悲しみに明け暮れて、更に働かなくなってしまいました。困った神様は、「毎日働くことを条件に、7月7日の1日だけ会っても良いぞ」と条件を出してきました。そうして、ようやく元気を取り戻した織姫と彦星は、年に1回のデートの為に一生懸命に働くようになったということです。
元はと言えば、神様のまいた種ですよね。彦星も織姫も出会わなければ、もしかしたらもっと幸せに暮らせたかも!?

願いを込めて

そんな織姫と彦星ですから、何百年たった今でもラブラブなんですね。年に1回のデートの為に一生懸命働いているのに、何年も会えなかったらそりゃ苦しいですね。神様を恨みますよ。

7月7日に降る雨のことを『催涙雨』(さいるいう)と言います。これは、「年に一回の機会に会うことが出来ずに悲しむ織姫と彦星が流す涙」というものです。

それにしても、そろそろ反省もしているでしょうから、普通通りの生活に戻してあげればいいのにね。何はともあれ、今年も笹に願いをこめて短冊を飾りましょう!

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