プログラミングの独学をしてきたけど、自分の学んできたことが間違っていないか専門家にみてほしい
独学をしているけど、なんだか孤独。。誰かと学習を分かち合いたい
プログラミング教室っていっぱいあるけど、どこで学んでいいかよくわからない
お高いんじゃないの?
プログラミング教室って若い人が多いイメージだけど、40,50代の自分って浮かない?
どれも、本サイト管理者が感じたことです。プログラミング教室って興味はあるけど高額だし、時間も無いし、何を選んでいいかわからないしと二の足を踏んでしまいますよね。ここでは、すでにPythonの基礎知識とAI、機械学習とはどのようなものかをある程度学んでいて、特に40,50代サラリーマンで現在の業務の経験と知識を活かしてAI、機械学習に取り組もうと考えている方に向けて、主要8校のプログラミングスクールを比較してみました。
プログラミング教室選びの参考になさっていただければ幸いです。
プログラミング教室の必要性
AI・機械学習を学ぶ上で必ずしもプログラミング教室は必要はありません。実際に独学でも学べます。
っておいおい、教室を比較しようといっているのに必要ないってどういうこと!?
と思われるかもしれませんが、周囲にAI・機械学習の専門家がいる場合を除いて、独学では限界があると思います。独学だと基本的な部分が疎かになりがちで応用力がなかなか身につきませんし、よくあるチュートリアルに沿った応用程度のAI・機械学習はできると思いますが、実務に落とし込もうとした場合に必要な精度に対してどれだけ近づけられるか、AI・機械学習を維持管理してどのように他の人に使ってもらうか等々をやろうとすると独学ではハードルが高くなってしまいます。
また、独学では孤独になりがちです。伴走してくれる講師が付いているだけでもモチベーションの維持につながります。
基礎・応用力の強化、効率的な学習ができて、伴走してくれる講師がいることでのモチベーション維持、アップ。これらを考えると、手段としてプログラミング教室を活用するのは、アリなのではないでしょうか。
プログラミング教室の選定の考え方
プログラミング教室をやみくもに見ていてもよくわかりませんので、AI・機械学習を学ぶことを前提として下記のポイントで比較検討してみました。
AI、機械学習を学ぶことを前提としたプログラミング教室の比較
ここでは、AI・機械学習を学ぶことを前提として主要8校のプログラミングスクールを独自目線で比較しました。
侍エンジニア
受講スタイル | 講師とのマンツーマン学習 専属講師によるレッスン。時間的な融通もきく |
講師への質問 | 無制限 ビデオチャット形式,マンツーマンが標準(AIコースでは講師が固定されます) |
給付金制度 | なし |
学習コース | AIコース (オーダーメイド可能) 約3か月(1回/週、60分/回) |
受講料 | 約70万円 |
教室の特徴 | 副業、フリーランス向け |
AIコースのカリキュラムはオーダーメイドで自分に合ったカリキュラムを組むことができます。AI・機械学習ででこれがやりたい!と目的が明確であれば非常におすすめです。また専属講師となり講座のたびに講師が変わるようなことはなく学習期間は継続して、マンツーマンで対応をしてくれるのがうれしい。侍エンジニア全体の受講生も10歳~80歳までと幅広い年齢層に利用されており、中には52歳から未経験でAIを学び楽譜を読み音楽を奏でるアプリをリリースしてしまうつわものもいるようです。また受講料を抑えたい方には嬉しいチケット制の月額コース「SAMURAIエンジニアプラス」もあります(2,980円/月 レッスンチケット1枚:レッスンチケット1枚で60分の講座が受けられます。)しかし、講師がそのたびに変わってしまいますので注意が必要ですね。またホームページには載っていませんがプレミアム(32,780円/月)もあり受講チケットが4枚/月発行されます。ただしこちらも講師がそのたび変わるので、やはりじっくり対話をしながらAI・機械学習を学習していきたい方は通常のAIコースがいいかもしれませんね(^^)
自分のやりたいことが明確であれば自分に合ったオーダーメイドのカリキュラムを通して専属の講師と共に作り上げていくスタイルの「侍エンジニア」をおススメします。
受講料が高めなので慎重に考え、本当に自分にあったスクールなのかどうか、まずは、無料のカウンセリングを受けることをおススメします。カウンセリングを通して、ご自分で受講内容などを再確認いただき、納得いくまで質問し疑問点などを解消していきましょう。また、定額制のSAMURAI エンジニアプラスから気軽に始めてみるのも良いかもしれません。こちらは無料の体験コースが設けられていますので気軽にのぞいて雰囲気を体感するのもいいですね(^^)
DMM WEB CAMP
受講スタイル | チームでの受講+個別メンタリングあり、ただしAIを開発相談などは対応困難 |
講師への質問 | 無制限、ビデオチャット形式,マンツーマンが標準 |
給付金制度 | あり |
学習コース | 専門技術コース、4か月(20時間/週)、機械学習のカリキュラムは概要程度 |
受講料 | 34万800円(給付金適用後)、専門実践教育訓練給付金制度の対象 |
教室の特徴 | 転職支援型 |
未経験からのエンジニア転職を重視しているカリキュラム構成となっています。特に20代、30代でWeb開発などAI以外でエンジニア転職したいという方には非常におすすめです。若く活気のある雰囲気です。ただしエンジニア転職を重視していることもあり40歳以上の受講生はほとんどいません。中高年で、AI・機械学習を学びたいという方には不向きかもしれません。いずれにせよオンライン完結型スクール DMM WEBCAMP PROでは無料のカウンセリングもおこなっていますので、ご自分自身で内容を確認いただくのがよいですね。(^^)
テックアイエス
受講スタイル | 専属講師による個別メンタリング |
講師への質問 | 無制限、ビデオチャット形式,マンツーマンが標準 |
給付金制度 | 2022/4からコース新設あり。しかしデータサイエンスコースは対象外 |
学習コース | データサイエンティストコース 10か月(応募人数は10名) |
受講料 | 98万7,800円 |
教室の特徴 | 転職支援型 |
定型のカリキュラムに沿って学習を進める受講スタイルであり、 AI・機械学習についてオーダーメイドのカリキュラムをつくり講師と共に解決していくようなスタイルではありません。個人の相談にどこまで対応できるかは、相談次第。
メンバー専用のサイトからオリジナルテキストと動画を見て学ぶスタイルです。自分のペースで進めることができ、わからなくなったりつまづいた場合はすぐに講師(5分以内にZoom)を呼ぶことができのはうれしい。
ただしAI・機械学習は概要程度の学習カリキュラムとなっており、AI・機械学習の応用力を学ぶには適していないかもしれないですが、転職支援が充実していることからWeb開発をメインとした転職をしたい20,30代にはおススメですね。なんと転職成功率は100%とのことです。
いずれにしても、自分に合うかどうか無料のカウンセリングを受けてみて疑問をぶつけてみてくださいね。
TECH CAMP
受講スタイル | 専属講師が付くが基本的にはカリキュラムに沿って自習形式で進める。 定期的に専属講師による学習状況のチェックをして学習の進捗状況を把握する |
講師への質問 | 無制限、自習の中でわからない部分があれば13:00~22:00の時間内であれば質問し放題。 ビデオチャット形式,マンツーマンが標準 |
給付金制度 | 教養コースには設定なし |
学習コース | 教養コース 3か月 |
受講料 | 入会金+3か月分費用=26万1,360円 |
教室の特徴 | 転職支援型 |
個人にあわせたオーダーメイドのカリキュラム設計はできません。AI・機械学習を学ぶのであれば教養コースがおすすめ。教養コースにはWebサービス、オリジナルサービス、DXプログラム、AI、デザインの5つのセクションがセットされており、自分の好きなセクションを選んで学ぶことができます。その中でもPythonのコースは自動化を学ぶ「DXプログラム」と「AI」の2つのコースとなり、いずれも100時間程度で学ぶことができる。オリジナルの教材に沿って自習する形ですすめられるため、マイペースで学習をすすめる事ができます。またわからないところがあれば13:00~22:00までの間であれば質問はし放題。ただその一方で専属の講師が付くわけでは無い為、継続的な個別の相談をすることは難しいかもしれません。AI、機械学習の基礎的な部分を学ぶには問題ないと思います(^^)。
一方で、転職支援については力を入れている為、AI・機械学習分野ではなくWeb開発などへの転職について考えている20,30代の方にはおススメです。
まずは、無料カウンセリングを通してご自分のやりたいことが本スクールで出来るかどうか疑問点をぶつけてみてください。
TECH GARDEN SCHOOL
受講スタイル | 専属講師による個別指導とグループレッスン カリキュラムはカウンセリングや個別指導によってオーダーメイドで作り上げる |
講師への質問 | 2回/月 80分/回の講義で質問し放題、その他、1回/週のビデオチャット可能 |
給付金制度 | なし |
学習コース | アカデミーコース、2か月のケース(一例) カリキュラムは受講者とヒアリングを通してカスタマイズしていく |
受講料 | 18万円(カウンセリングによってオーダーメイドメニューによって変動あり) |
教室の特徴 | 副業、フリーランス向け/転職支援型 |
こちらのスクールでは特に受講者に寄り添い、カウンセリングや個別指導によってその人にあったカリキュラムを設計してくれます。2回/月のレッスンは1回あたり80分と他のスクールに比べ長く設定されており、よりじっくりと学習ができる環境が整っており、通常のレッスンとは別に毎週土曜日にグループレッスンが用意されています。そこでは副業や転職といったレッスンを受けることもできます。このグループレッスンは、一般によくあるグループに分けられそこで他人同士で討議をしていくようなものではなく、講師1人に対して2~4人の受講者が聴講していくようなスタイルで、一般によくあるグループ討議が苦手な方でも抵抗感は少ないのではないでしょうか。しかも120分/回と長めの設定でたっぷりと学習ができそうです。転職や副業に関する講義も豊富にあるので、今後のセカンドキャリアを考えるには良い機会になりそうですね。また無料カウンセリングでは、その人にあったカリキュラム案を短時間で提案してくれるサービスもあり、一度無料カウンセリングを受けてみるのも面白いのではないでしょうか。
tech boost
受講スタイル | 専属講師によるマンツーマン学習 時間的な融通もききやすい |
講師への質問 | 講座内で質問を受け付け、すぐに回答できない場合は次回の受講時に回答する。 チャットは無い |
給付金制度 | なし |
学習コース | AIコース 3か月コース、8回/月 60分/回 |
受講料 | 61万940円 |
教室の特徴 | 副業、フリーランス向け/転職支援型 |
スクールの方針として「30年間通い続けてもらうスクール」ということもあって、エンジニアが学べる為の専門性を重視したスクールとなっています。AIコースは基礎、実践的なカリキュラムがありその中でも受講生の目的にあわせてカリキュラム内容は調整が可能でありセミオーダーのようなスタイルとなります。また専属の講師がつくため、受講生に寄り添ったサポートが期待できそうなのもうれしいポイントです、それゆえ講師との時間調整が比較的柔軟に対応をしてくれるということです。また、公式サイトにはまだ載せていないようですが、AIコースはWeb系のレッスンが4回/月に対して8回/月のレッスンが組むことができる為、お得感がありますし、疑問点を聞いて学習するには十分なインターバルであるといえるのではないでしょうか。親会社であるブランディングエンジニアからの現役エンジニアが直接指導してくれる為、教育の質は高いでしょう。しかし他のスクール同様、Pythonの講師は少なく10名程度なので、AIコースの受講生は人数制限をしていますので注意が必要です。受講期間は最短3か月で、その後は1か月単位で受講できるのも学習ペースと費用を柔軟に検討できる材料ですね。
まずは、ご自分で無料カウンセリングで疑問点をぶつけてみてください。特に質の高い専属講師とのやり取りを通してAI・機械学習の応用力を伸ばすにはとってもいいスクールなのではないでしょうか。(^^)
テックアカデミー
受講スタイル | 専属講師が付くが基本的にはカリキュラムに沿って自習形式で進める。 専属講師による定期的な学習状況のチェックあり |
講師への質問 | チャット(Slack)無制限 週2回のビデオチャットによるマンツーマンメンタリング 25分/回 |
給付金制度 | あり(ハローワークの専門実践教育訓練給付金制度) |
学習コース | AIコース、2か月(8週間) |
受講料 | 22万9,900円 → 給付金制度適用後 6万8,970円 |
教室の特徴 | 副業、フリーランス向け |
オーダーメイドのカリキュラム作成は困難。ただしPythonコース、AIコースと分かれており、既にPythonの基本的な事を学んでいれば、AIコースで機械学習に特化したカリキュラムの受講をすることをおススメします。いずれのコースも160時間程度で完了できるボリュームになっており、週に20時間程度学習できれば約2か月で学習が終了できる計算になります。カリキュラムの教材は受講後も閲覧可能となっており、学習内容を見返すのには非常にありがたい対応です。また、Python、AIコースのいずれもハローワークの専門実践教育訓練給付金の対象となり、雇用保険に3年以上加入していれば制度を受ける事ができ、最大で70%の割引を受けられるのも大きな魅力ですね。今回調べた中では、AIを学習するコースで国の給付金制度を受けられるスクールはテックアカデミーさんのみでした。(^^)
Pythonの基礎はだいたい学んだ方であれば、次のステップに向けてAIコースで応用力を短期集中で身に付けていくにはとってもいいスクールではないでしょうか。AI関連の学習で給付金制度の対象となっていることで、国からの信頼もあり安心して学べると思います。まずは無料カウンセリングで相談してみることをおススメします。(^^)
Code Camp
受講スタイル | 講師陣から都度予約する |
講師への質問 | 講座時に質問し次回講座で回答してもらうスタイル |
給付金制度 | なし |
学習コース | オーダーメイドPythonコース、2か月(20回講座) 40分/回 |
受講料 | 19万8,000円 |
教室の特徴 | 副業、フリーランス向け |
Pythonデータサイエンスコースが設定されているのですが、内容的にはオライリーの「退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング」を教科書として進めていきますので、オリジナリティは低め。Pythonでは特に自動化を中心とした基礎を学ぶカリキュラムで構成されています。そのためAI・機械学習を学ぶ場合は、オーダーメイドコースのPythonを選択することが望ましいと思います。(2021/10現在では公式サイトには掲載されていないが新しくコースを設定しようです。)ここでも定型のカリキュラムが用意されはいますが、実践編では講師と個別に自分の目的に合ったAI・機械学習の製作について相談は可能です。しかしPython講師は10名程度と少なく予約が困難なケースが予想されます。また専属講師ではないため継続したAI製作を同じ講師に相談をして進める事は難しいかもしれませんね。
とは言え、ご自分で内容をご確認いただくのが確実だと思いますので無料カウンセリングを活用してぜひ納得いくまで話をしてみるのがいいと思いますね(^^)
まとめ
最後まで読んでいただきありがとぅございました。いかがだったでしょうか。プログラミングスクールには、大きく転職支援タイプと学習、副業を支援するタイプの大きく2つの種類に分けられそうでしたね。本記事ではあくまでもPythonの基礎学習はある程度、独学で学んできたことを前提条件としていますので、転職支援型というよりも学習、副業のタイプの方がAI・機械学習を学ぶ上では有効でしょう。
また、コスト面も重要な要素です。給付金制度の多くはWeb開発向けの転職支援が主流なのですが、テックアカデミーだけはAI関連の学習であってもハローワークの給付金制度が適用できますので、お得に受講できそうです。
講師陣の寄り添いも重要な要素です。特に専属講師である点が大きなポイントですね。分からないところはすぐに聞けて、学習を通して講師とのコミュニケーションを深めより一層の応用力を身に付けていきたいですね。そういう意味では侍エンジニア、 TECH GARDEN SCHOOL 、tech boost、テックアカデミーなどがいいですね。
あとは、自分自身で無料カウンセリングなどを通して、自分にあったスクールをみつけていくようにしましょう。自分自身への投資とはいえ大きな出費ですので、よく調べたうえで納得いくかたちで学習をすすめていきましょう。(^^)/
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